知らないともったいない!読書を成功につなげるための心構えとコツ6個

書籍

自分を成長させたいと思って自己啓発本を読んで、一時的にやる気は高まったものの、あまり長続きしなかったり、いまいち成長を感じられないことって本当に多いですよね。

この記事では、そんな方に向けて、自己啓発本を読むことが時間の無駄になってしまわないために、大切な心構えやコツをお伝えします。

私自身が実践してみて、非常に効果が高かったポイントに厳選してお伝えさせていただきます。

この記事を読めば、自己啓発本を読んだけどいまいち身につかず、あまり成長できないなんてことがなくなり、最短ルートでムダなく成長していけますよ!

読書を成長につなげるためのコツをお伝えします

心構え:世界的な成功者はほぼ例外なく読書家である

ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、エジソンなど、世界的に成功している人には読書家が多いことはよく知られています。

ビル・ゲイツは年間40冊以上本を読んでいます。
ウォーレン・バフェットは自由時間のうち80%を読書にあてています。
エジソンは生涯で2万冊もの本を読んだといわれています。
日本でも、成功した経営者の多くは読書家です。

また世の中には、本を読むことで、成功者の間で受け継がれる成功法則を学び、それを実践することで成功している人がとても多いことがわかります。(「ユダヤ人大富豪の教え」より)

このように、成功者は、誰の助けも借りずに自分の実力だけで成功したのではなく、受け継がれる成功法則から謙虚に学ぶことで成功していることが多いようです。

成功者は、先輩の成功者の本から学ぶことで成功している

逆に、読書が成功にとって大事であることに気がつかないまま、
焦ってむやみに色々なことに手を出したり、残業ばかりして体力をすり減らすような働き方をしているようでは、努力の方向性が間違ってしまっているかもしれません。(私個人の意見です)

ちょうど、ネズミが回し車の中で一生懸命走り続けているけど、実は一歩も進んでいないように、どんなに努力しても一生報われず、どこにも進めないままに終わってしまう、なんてことになりかねません。

残業したり、社会経験を積むことを否定するわけではないですが、そうした間違った方向の努力をするよりも、読書に没入したほうが、人生が自分の望む方向に向かってくれる可能性がずっと高いのではないでしょうか。(私個人の意見です)

成功法則を知らずに努力しても、報われない

コツ:アウトプットしなが読もう

読書においてアウトプットが大事であることは、知っている方も多いと思いますが、
アウトプットせずに読書しても、収穫はゼロであると思っていただいてほぼ間違いありません。(「メモの魔力」、「0秒思考」より)

しっかりアウトプットしないまま読書すると、本を読み進めていくうちに、いろんな情報で頭がごちゃごちゃになってきてしまいます。

また、読み終えた後も、気づかないうちにほとんどの内容を忘れてしまっていることが多いです。

こうした事態を避けるためにも、自分の中に書籍の考え方をしっかり定着させるためのアウトプットは絶対に必須です。(「メモの魔力」、「0秒思考」より)

生涯で2000件を超える特許を取得したエジソンも、自分の考えを整理するために、日常的に超大量のメモを取っていたことで有名ですね。

また、世界的に有名なCEOであっても、会議のメモを取っておかないと、24時間以内にはほとんどの内容を忘れてしまう、と言っていた人もいるほどです。(「Time Management – Brian Tracy」より)

アウトプットのない読書は意味がない

では、具体的にどのようにアウトプットしていけばよいのでしょうか。

本を読んでいて心に浮かんだ考えのうち、一定以上心理的なインパクトが強いと感じたものがあれば、それを都度、その場でメモに書き出していくことをおすすめします。(私個人の意見です)

新しい内容を短時間で一気に学んでいくと、だんだん心が圧迫されてくる感じがすると思いますが、
その心の圧迫感を、アウトプットすることで解いていってあげるイメージです。(私個人の意見です)

また、アウトプットする際は、自分の心に忠実にアウトプットすることがとても大切です。
本に書いてあることに同意できる場合だけでなく、本当かどうか疑わしいな、とか、これは違うと思う、という場合も、そのとき感じたままをメモに書き出していくことが大切です。

例えば、同意できる場合は「○○という考えがあるらしい。驚きだな。」などとメモしていきます。
逆に、疑わしい場合は、「○○と言ってるけど、本当だろうか。なんとなく疑わしい。」などとメモしていきます。

こうしてアウトプットしていくと、アウトプットしない時と比べて、内容がしっかりと記憶に定着するだけでなく、浮かんだアイデアを統合できるなど、次の思考のステップに進むことが格段に容易になります。(私個人の意見です)

逆にアウトプットせずに読書すると、その場で「この考え良いな」と感じても、それが記憶に定着しなかったり、うまく自分の考えの中に統合できないことが非常に多いです。(「メモの魔力」、「ゼロ秒思考」より)

脳の中の作業スペースを確保するイメージでアウトプットしよう

しかし、アウトプットするには少し手を止めないといけなかったり、アウトプットするだけでもある程度時間がかかったりして、時間の無駄に感じがちですよね。

いちいち手を止めてアウトプットしている暇があったら、一気に読んでしまったほうが早いだろ、と思う気持ちはよくわかります。

しかし、実際に実践してみるとよくわかるのですが、アウトプットなしの読書は本当に無意味であり、シンプルに時間の無駄です。(私個人の意見です)

アウトプットなしの読書は、接着剤や釘を使わずに積み木でお城を作るようなものです。
積み木をたくさん積んでいっても、積み木同士がしっかりとくっついていないので、ちょっとした拍子ですぐに崩れてしまい、あとにはがれきしか残らないですよね。

これと同じで、読書も、しっかりと内容を吸収、消化して自分の中でアイデアを統合しながら読んでいかないと、記憶にも残らないし、身につかず、あとにはカオスしか残らないです。

このように、アウトプットは、軽視されがちですが、読書において欠かすことのできない基本中の基本の要素となります。

上記の説明でいまいち心から納得できなかったという方は、ベストセラーの「メモの魔力」や「ゼロ秒思考」を読み、アウトプットの大切さを詳細まで理解しきってしまうことを強くお勧めします。

あえて時間をとってアウトプットするほうが、得られるものがずっと大きい

心構え:興味がない本にもオープンになろう

一見興味がない本や、あまり役立たなさそうな本であっても、ベストセラーや名著であれば、毛嫌いせず一度読んでみることをおすすめします。(私個人の意見です)

私の経験上、ぱっと見あまり興味がなかったり、自分の役に立たなそうな本であっても、名著やベストセラーであれば、いざ読んでみると、思いもしなかった、まったく新しい貴重な考え方に出会えることが多いです。(私個人の意見です)

名著は、興味がなくても読む価値がある

心構え:真の良著・ベストセラーを読もう

はじめのうちは、自分だけのオリジナリティを出そうとか、自分しか読まないような独創的な本を選ぼうとせずに、名著やベストセラーを集中的に読むことをおすすめします。(私個人の意見です)

自分だけの独自のアイデアが欲しいという気持ちはすごくわかりますが、

数々の本にも書かれている通り、成功法則のコア部分は不変であり、それが名著やベストセラーの中で代々受け継がれている可能性が高いからです。(「世界最強の商人」より)

まずは良著を読んで、時代に流されない不変の成功法則を正しく把握してしまうことをおすすめします。

独自性を出していく場合は、成功法則のコア部分をしっかりと学んだ上で行っていくようにしましょう。

オリジナリティを出すのは、成功法則をしっかり学んでから

心構え:同じような内容の本をいくつも読むことはよいこと

本を読んでいると、すでに別の本で同じような内容を読んだことがあり、それ以上読む気がしなくなってしまうことってありますよね。

せっかく本を買ってみたのに、読んでみたら同じような内容だったときは、お金や時間を無駄にしてしまった感じがしたりします。

たしかに、「同じような内容の本を何冊も読むのは時間の無駄!」と思う気持ちはよくわかります。

早く成長したい、と考えている人にとっては、できるだけ時間の無駄なく、有意義な情報を得たいですよね。

しかし、そこは発想を転換して、同じような内容が何度も出てきたときは、「それだけ大事なこと、重要なポイントを発見できたんだ」とポジティブにとらえるべきです。(「レバレッジ・リーディング」より)

なぜなら、同じ内容がまた出てきたということは、その著者だけの偏った意見ではなく、たくさんの著者が合意するような、不変の重要ポイントである可能性が高くなってくるためです。(「レバレッジ・リーディング」より)

同じような内容が出てきたら、喜ぼう

本を読んでいく上では、書いてある内容が本当に重要なのか、信頼してもよい真実なのかを見極める作業はとても大事になってきます。(私個人の意見です)

重要でないことや、真実でないことを疑わずに鵜吞みにして信じてしまうと、誤った情報、信念に基づいて生きることで、人生の道を大きく踏み外してしまう可能性すらあるためです。

1つの本だけで主張しているよりも、複数の信頼できる著者が同じことを言っているほうが、信頼性は上がりますよね。

なので、同じような内容が出てきたら、真に重要なポイントがまた1つ明らかになった、とポジティブにとらえるべきです。(「レバレッジ・リーディング」より)

また、同じような内容が出てくるたびに、

「何度も出てくる重要なポイントを、自分は本当に100%理解しきれており、自身の生活で実践できているだろうか。」
「さらに良く実践するために改善するヒントは隠されていないだろうか」

というふうに考えていくと、自身の生活の質を継続的に改善していきやすいと思われます。

複数の本を照合して、本当の真実をあぶりだしていく

コツ:同じ分野の本を20~30冊読んでみよう!

同じ分野の本って、多くても2~3冊読んだら、もうその分野を大体分かった気分になりますよね。

もう同じ分野の本なんてこれ以上読む必要ない、という感じもします。

しかし、現実を見てみると、ある分野の本を20~30冊を読んだ結果、その分野でトップになり成功していった、というパターンがとても多いです。(ブライアン・トレーシーさんより)

では一体なぜ、同じ分野の本を20~30冊も読むとその分野で成功できることが多いのでしょうか。

その理由は、20~30冊の本を1冊ずつ読みながら、1冊読んだら小さく実践、そしてもう1冊読んでまた小さく実践、というふうに、小さな改善を積み重ねていったことが原因である可能性が高いです。(私個人の意見です)

何冊も読みながら改善を積み重ねていく

つまり、まず1冊読んだら、その本で学んだことを活用しつつ、とりあえず実践に移してみます。

そして、1冊読んだ程度であれば、実践してうまくいった点や、うまくいかなかった点がいくつも出てくるはずです。

そのときに、ある程度うまくいったことで満足してしまい、次の本を読むことをやめてしまう人が多いです。(私も自覚があります)

しかし、

「仕事がうまくいくようになって、慢心して改善をやめた瞬間に、緩やかに死に向かって崩壊がはじまる」(「Ride Of A Lifetime」より)

という言葉にもあるように、ここで本を読むのをやめてしまうと、非常にもったいないです。

ここで、もう1冊、同じ分野の本を読んでみることが大事になってきます。

1冊目で改善しきれなかった箇所のヒントが、2冊目には転がっていることが多いからです。

また、2冊目が1冊目と同じような内容であっても、作者によって視点が微妙に異なるため、実は学び続けることができます。

慢心した瞬間に、ゆっくりと崩壊がはじまる

このようにして、読書と実践を何度も繰り返していくことで成長が持続し、最終的に成功と呼ばれるレベルまで高めていくことができる、というからくりです。(私個人の意見です)

要は、その分野の本を2-3冊読んで満足しているようでは、凡庸から抜け出せないよ、ということですね。

サッカーブラジル代表のカカは、

「成功したいなら、人と同じことをやっていてはダメなんだ」

と自分に言い聞かせ、他の子がサッカーの練習を終えても、追加の自主練を毎日続けたそうです。

このように、あなたもその分野の本を2~3冊読んだ程度では、まだまだほかの人と大差ないよ、ということですね。

その分野の本を20~30冊読むことで、小さな改善を積み重ね、凡庸を抜け出していきましょう!

ほかの人と同じでいいや、では凡庸から抜け出せないよ

おわりに

本記事は以上となります。

今回は、読書を通じて成長する際のコツをいくつかお伝えさせていただきました。

上記のコツの中でも、
成功者は読書家が多いという事実と、
アウトプットの重要性については、とくに重要性が高いと思います。

ひとつでもあなたにとって参考になる情報があるとうれしいです。
ではまた。

読んでいただき、ありがとうございました!

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